空気清浄機から臭いがするという事がありませんか?それって雑菌やカビなどが原因なんです。でも簡単に掃除しても、臭いが取れない。ここでは空気清浄機のお手入れの仕方を説明しております。
空気清浄機の臭い理由は雑菌とカビ!
空気清浄機をしばらく使ってなかったり使い続けたりしたら、異臭がした経験ってありますよね?
空気清浄機の異臭の原因はカビ、雑菌、強い生活臭、本体に染み込んだ臭いです。
空気清浄機は 『プレフィルター』 『集塵フィルター』 『消臭(脱臭)フィルター』の3つのフィルターを通ります。
ここで覚えていて欲しいのは、フィルターは物質を消滅させてくれるのではなく、ホコリを吸引しているのです。つまり定期的にフィルターを掃除しなければ、フィルターにどんどんゴミやホコリなどが溜まって雑菌が繁殖してしまうのです。
特に空気清浄機のある室内でペットを飼っている場合や焼肉やタバコを吸う方は特に注意!
臭い成分は完全に消滅するのではなく、フィルターに残ってしまいます。なのでフィルター自体が臭いの原因になってしまいます。全てのフィルターに少しずつ臭いが溜まっていきます。
加湿フィルターにもゴミが水分を吸ってしまい事もカビの原因に。
つまりフィルター自体が時間をかけて臭い原因になってしまうのです。
やはり空気清浄機も掃除して上げないと空気を綺麗にするのではなく、汚してしまいます。
本体の臭いを消す方法
手順
①まず本体のコンセントを抜きます。フィルターの取り付け部分などホコリが溜まっている所をぬるま湯で絞ったタオルなどで拭いていきます。
②その後フィルターを外した状態で数時間程度、運転して臭いが取れているか取れているか確かめて見ましょう。
水洗いできないフィルター掃除の仕方
手順
①ホコリをたてないようにフィルターを取り外していきます。
②ここでフィルター以外に本体に臭いがついていた場合フィルターを外したまま数時間ほど運転して臭いが取れているか確認して見て下さい。
③フィルターを外し、新聞紙を広げその上にフィルターを置き掃除機で表面の汚れを吸い取ります。その後外に、半日〜1日ほどテンピ干ししてみよう。
加湿器フィルターの掃除の仕方
手順
①加湿フィルターを外し、お湯で流して落とします。
②クエン酸を使って掃除します。加湿フィルターは入るほどの容器に水1Lに対して6mgのクエン酸を混ぜて溶かします。
③その容器にフィルターを入れて浸け置きし2時間ほど放置しときます。2時間ほどたったら取り出しお湯で洗い流します。
④細かい汚れや気になる場所は歯ブラシなどを使って落として置くのですが、強くこすりすぎて傷をつけないように注意しましょう。
⑤乾いたタオルか雑巾で水気を拭き取ります。拭き取ったら半日程度、天日干しするのがいいでしょう。
フィルターのお掃除は2週間〜1ヶ月位
空気清浄機のフィルターには様々な種類があり、パーツごとにお掃除の頻度も違います。1番手前にあるフィルターは、ほこりなどで多ければ多いほど汚れやすいため2週間に1回程度の頻度で掃除をするとよいでしょう。
吸気口の内部、空気中の小さなゴミやほこりを取り除く集塵フィルターは2週間に1回程度目安です。
悪臭をふせぐ脱臭フィルターや加湿フィルターは1カ月に1回が目安です。
フィルター交換の目安は?
近年は「10年間フィルター交換不要」などと謳われている空気清浄機が人気を集めています。しかし、空気清浄機が置かれている部屋の環境や、日々のお手入れによっては、10年以内にフィルターの寿命が来てしまうこともあるのです。
一般的には、空気を清浄する時間が購入時の倍以上かかる、悪臭がなかなか消えないと感じるようになったら、フィルターの交換時期といえます。
まとめ
部屋の空気を綺麗にしようと思い空気清浄機の電源を入れて異臭がしたら台無しですよね。
空気清浄機をしっかりお手入れして、気持ちのいい快適な空間を作りましょう。